冬の恵み“大寒卵”──縁起と旨味が重なる、年に一度の特別な卵

FEATURES
冬の恵み“大寒卵”
縁起と旨味が重なる、年に一度の特別な卵
「大寒」とは?
一年でもっとも寒い日
日本の二十四節気の一つである「大寒(だいかん)」は、毎年1月20日前後にあたり、一年のうちでもっとも寒さが厳しい時期とされています。昔からこの時期は農作業もひと休みの“閑散期”であり、寒さのなかで身を引き締め、春の準備を整える重要な節目とされてきました。
大寒卵の由来
縁起物としての価値
この大寒の時期に鶏が産んだ卵は「大寒卵」と呼ばれ、古くから縁起物として珍重されてきました。寒さが厳しくなると鶏の活動は落ち着き、産卵数が減る一方で、1個の卵に凝縮される栄養価は高くなります。
そのため、大寒卵は
- 黄身の濃度が高い(水分が少なく、味が濃厚)
- 栄養価が高い(ビタミンやミネラル、たんぱく質が豊富)
- 日持ちがよい(低温で菌の繁殖が抑えられる)
といった特徴を持ちます。
また、「寒の水」で仕込んだ味噌や日本酒が美味しくなるとされるように、この時期の空気と水は清らかで、雑菌が少なく、保存性にも優れていることから、卵も特別視されてきました。
金運・健康を呼ぶ“福卵”
大寒卵は「金運上昇」や「無病息災」を呼ぶ縁起物とされ、神社に奉納されたり、お正月の延長として家族でいただく風習もあります。特に黄身の鮮やかな橙色が「金運」の象徴とされ、
- 新しい年の始まりにいただく
- 贈答品として縁起を担ぐ
- 一年の健康を祈る
といった意味が込められてきました。

現代でも高まる人気
予約が必要な“大寒卵”
こうした背景から、現代でも大寒卵は人気が高く、予約制で販売されるケースが多くなっています。生産数が限られる上に、天候によって産卵数が変動するため、確実に手に入れるには早期の予約が欠かせません。
年明けに「大寒卵」と検索する人は多く、季節行事の一環として楽しむ方、縁起担ぎで贈答用に求める方、料理愛好家など、その目的はさまざまです。
冬限定の高級卵〈夢王〉
当社が毎年ご案内しているのが、冬の特別な卵〈夢王〉です。
橙色の黄身は弾力があり、濃厚な味わいと旨味の深さは格別。特に大寒の時期に収穫される夢王は、香りやコクがさらに引き立ちます。卵かけご飯にすると、普通の卵には戻れなくなるほどの満足感を与えてくれる一品です。
夢王 × 宮崎キャビア1983
濃厚な卵黄に、宮崎キャビア1983の熟成香と塩味を合わせると、素材の旨味が幾重にも重なり、特別な一皿が生まれます。
炊きたてのご飯の上に夢王の黄身をのせ、醤油をひとたらし。仕上げにキャビアをひと匙。シンプルなのに、口に含んだ瞬間に広がる余韻は、冬ならではの贅沢です。
数量限定。事前予約がおすすめ
大寒卵はその特性上、数に限りがあります。当社でも〈夢王〉の大寒卵は事前予約制・数量限定で販売予定です。
毎年早い段階で完売しますので、確実に手に入れたい方は予約開始のお知らせをぜひご確認ください。